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Raycast で作業効率化!おすすめの機能6選

こんにちは。2025年度に入社しました、PLAY CLOUD本部プラットフォーム技術部開発第1グループ所属のウォンです。

本記事では、Raycastを用いて日々のPC操作を効率化するため、私が特に頻繁に利用している標準機能3選と推奨拡張機能3選を紹介します。皆さんの日々の作業効率化やRaycast活用の参考になれば幸いです。

Raycastとは

RaycastはMacOS標準の「Spotlight」がアプリケーションやファイルの検索を主目的とするのに対し、システムの操作、情報の検索、外部サービスとの連携といった多岐にわたる機能を統合し、PC操作のハブとして機能します。

より詳しく説明についてはこちらをご覧ください www.raycast.com

Raycastを導入するメリット

Raycastを採用する主な利点は、開発ワークフローの最適化と作業効率の向上にあります。

  1. 機能の集約:クリップボード履歴管理、ウィンドウマネジメント、スニペット管理など、従来は個別のユーティリティで対応していた機能の多くをRaycastが内包しています。

  2. 強力な拡張性:数多くの拡張機能(Extensions)を導入できます。これにより、Brew、Docker、Slackといった各種サービスとシームレスに連携できます。

  3. キーボード中心の操作:ほとんどの操作がキーボード入力で完結するように設計されており、特にショートカット設定を強力にサポートするのが Hyper Keyです。RaycastSettings > Advanced の中で、Hyper Keyとして機能させる便利な設定を標準で提供しています。

    Hyper Key とは⌃⌥⌘⇧4 つのキーを一度に入力する機能です。通常、⌃⌥⌘⇧を4つとも同時押しするショートカットは他のアプリに無いため、⌃⌥⌘⇧ Sのように競合しないショートカットを作り、Hyper Key を用いて使うことができます。Raycast ではこのようなショートカットが ✦ S と表記されます。

より詳しく説明についてはこちらをご覧ください manual.raycast.com

推奨標準機能3選

Raycastの標準機能(インストールすればすぐに使える機能)の中から、特に有用なものを紹介します。

Clipboard History

クリップボードの履歴管理機能です。単なるテキストだけでなく、画像やファイルの履歴も保持し、高度な検索が可能です。

  • 多彩な履歴管理: テキスト、画像、色など、コピーしたコンテンツの型を問わず履歴をスタックします。
  • インテリジェントな検索: 履歴の中からキーワードで目的のデータを迅速に検索・抽出できます。
  • カラーコードのプレビュー: 特筆すべき点として、HEX値などのカラーコードをコピーした場合、その色をGUIでプレビュー表示します。これはUI開発やデザイン確認時に有用です。

Window Management

アクティブなウィンドウの位置やサイズを即座に変更する機能です。マルチディスプレイ環境や大型ディスプレイでの作業時に特に効果を発揮します。

  • 豊富なプリセット: Left Half(左半分)、Right Half(右半分)、Maximize(最大化)、Next Display(別ディスプレイへ移動)など、一般的な配置パターンが網羅されています。
  • ホットキーによる操作: 各操作に任意のホットキーを割り当てることで、キーボードから手を離せずにウィンドウレイアウトを制御できます。

Quicklinksは、頻繁にアクセスするURL、ファイル、またはアプリケーションに対し、任意のホットキーを割り当てる機能です。

  • Raycastの特定ルート検索:https://www.raycast.com のようなURLを登録します。
  • Hyperkeyとの組み合わせ:前述の Hyperkey 設定を有効にしている場合、Hyperkey + R といったホットキーをこのQuicklinkに割り当てることで、即座にブラウザが起動し、指定したURLを表示させることが可能です。

設定手順は非常にシンプルです。まずRaycastから Create Quicklink コマンドを実行し、表示される「Link」欄にURL(例: https://www.raycast.com)、「Name」欄に任意の名前を入力して作成(Cmd + Enter)します。続いて Settings > Extensions > Quicklinks へ移動し、作成した項目にホットキーを割り当てれば設定完了です。


推奨拡張機能3選

次に、拡張機能(Extension)について紹介します。これは、Raycastの標準機能(ClipboardやWindow Managementなど)に加えて、さまざまな機能やサービス連携を追加できる、プラグインのようなものです。これらの拡張機能は、Raycast本体から Store(または Search Extensions)と入力してアクセスできるRaycast Storeから無料でダウンロード(インストール)できます。

ここでは、Storeにある無数の拡張機能の中から、特にエンジニアの作業効率向上に寄与するものを3つ紹介します。これらの拡張機能内のコマンドにも、同様にホットキーを割り当てることが可能です。

Raycast Storeはこちらからご覧いただけます。 www.raycast.com

Brew

macOSのパッケージマネージャであるHomebrewを、Raycastのインターフェースから操作可能にする拡張機能です。

  • コマンドのGUI実行: brew install, brew update, brew search といった主要なBrewコマンドをRaycast上で実行できます。
  • ターミナル不要の管理: ターミナルを起動することなく、インストール済みパッケージの確認やアップデートのチェックが完結します。

Change Case

プログラミングにおける命名規則の変換をサポートする拡張機能です。クリップボード内のテキストを指定した形式に瞬時に変換します。

  • 多様な形式に対応: camelCase, snake_case, kebab-case, PascalCase, UPPERCASE など、主要なケース(大文字・小文字の規約)に対応しています。
  • シンプルな操作フロー: 変換したい文字列を選択し、Raycastで Change Case を起動して形式(例: to snake_case)を選ぶだけで、瞬時にテキストを置換できます。

Color Picker

画面上の任意ピクセルの色情報を取得するスポイト機能です。

  • オンデンドな色情報取得: Color Picker を起動すると、マウスポインタ下の色情報をリアルタイムで表示します。
  • カラーリストの整理: 取得した色を履歴として保存し、リスト化して整理・管理することができます。

最後に

以上本記事macOSランチャーRaycastの標準機能3選と拡張機能3選を紹介しました。

これらはすべて無料版で利用できる機能ですが、Raycastのポテンシャルの一部に過ぎません。紹介した機能以外にも強力なカスタマイズ性と豊富な拡張機能を備えており、導入することで日々のPC操作における多くの側面を効率化できます。

ちなみに、RaycastにはConfettiという遊び心のある機能も標準で含まれています。実行すると画面にお祝いの紙吹雪が舞い、作業が一段落した時に使うと、ささやかな達成感を味わえるかもしれません。🎉

皆さんの作業環境を最適化する一助となれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。